りぼんデラックス『りぼん』より : 「りぼん」は、集英社発行の月刊少女漫画雑誌。1955年8月創刊。「なかよし」同様、女子小学生あたりをターゲットとする。英字表記は「RIBON」。（「RIBBON」ではない。）2005年8月に創刊50周年を迎えた。
1955年8月、『少女ブック』の妹雑誌および幼女向け総合月刊誌として創刊された。掲載内容は、グラビア・おしゃれや習い事についての読み物・少女漫画など。初代編集長は長野規。定価は100円。
1980年代後半から1990年代半ばにかけて少女漫画誌最高部数となる250万部を発行し、自他共に認めるNO.1少女漫画雑誌だったが、1994年をピークに部数は減少し続け、そして現在でもそれが止まらない状態になっている（2005年には約54万部を記録している。これは最盛期に比較して約5分の1の発行部数である）。2002年夏頃には発行部数で「ちゃお」に抜かれてしまい少女漫画誌トップを譲ることとなった。ここ数年は、外部から作家を招いたり（原田妙子）、連載作家陣の大幅な若返りを図ったり、さまざまなタイアップ漫画を連載したり、「ちゃお」に対抗すべく豪華な付録を付けたりして、活路を見出そうとしているが、なかなか上手くいっているとは言い難い。
びわこ (列車)『京阪60形電車』より : 60形電車（60がたでんしゃ）は、1934年（昭和9年）に京阪電気鉄道が製造した電車の1形式である。
日本で初めて連接構造を採用し、また1930年代の世界的な流線型ブームに乗っていち早く流線型車体を用いたことで、日本の鉄道史に足跡を残した電車である。使用された列車の名前に因み、「びわこ号」の名でも呼ばれる。
現在の京阪京津線・京阪石山坂本線 石山坂本線は、前者が京津電気軌道、後者が大津電車軌道および琵琶湖鉄道汽船が建設したものを、京阪が大正 大正時代から昭和 昭和時代初期にかけて買収して成立したものである。
琵琶湖鉄道汽船の下で高速電気鉄道として建設された石山坂本線の三井寺駅 三井寺−坂本駅 (滋賀県) 坂本を除くと、両線は完全な路面電車規格であり、しかも、京津線については蹴上駅 蹴上−九条山には国鉄最急勾配の信越本線碓氷峠に匹敵する66.7‰の急勾配が存在した。加えて、建築限界は明治期の開業以来変更されておらず、小車体断面のままであった。